同好会   >   ハイキング同好会   >   ハイキング手帖   >  第10回 ハイキング手帖


六道山の展望台は、あいにくと春の霞で眺望が遮られてしまいましたが、それでも狭山丘陵の奥深さが感じ取れました。ここから岸田たんぼに向かい、さらに里山民家に行くとメンバー一同とても喜びました。子ども時代に育った住環境があったからです。さっそく奥座敷にあがり、くつろぎました。思いは昭和10〜20年代でしょうか。ありがたいことに“けんちん汁”をいただきました。振舞ってくれたのはボランティアの方々です。ちなみに、公園に登録されているボランティアの人数は300名を超え、雑木林の手入れ、田植え、畑作、農芸、草取りなどの活動があり、いつでも好きな時に活動できるそうです。






公園には木道もあります。エヶ入谷戸がその一つです。設備が充実していて、さすがに都立公園です。公園に隣接してお風呂があるのも魅力で、ここでゆっくりと湯に入り、疲れを癒して乾杯としました。こんなに近くて、これだけの自然があることにメンバー一同感心しました。公園は広く、まだまだ感動するところがたくさんあると思います。そんなところを探り当て、また違う季節に来たいと思います。


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