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第4回 ハイキング手帖

 第4回目のハイキングは奥武蔵の丸山。西武秩父線芦ヶ久保駅の北側に位置しアクセスがよく、“県民の森”が隣接するなど、人気のあるハイキングエリアだ。歩き始めた頃は霜柱が見えすっかり冷え込んだ道を進んだが、陽が当たり始めると、一転して小春日和のようなやわらかい空気に変わってきた。風もなく、空も青い。そんな恵まれた天候の中でのハイキングとなった。

 参加者は8名。忘年会を兼ねた中身の濃いハイキング。今回は、母校の教授をされる大藪さんも参加された。20年ぶりのハイキングのため、意識してトレーニングを積んでこられた。とても頼もしい。体を鍛えるといえば、メンバーの千葉さんは70歳過ぎだが日々トレーニングをされ、今も現役で大学講師をされている。ハイキングを通して元気な方は、ますます体が丈夫になっている感がある。森林は免疫力を高めるのに効果のある化学物質を揮発している。森林を歩くことは体力づくりと病気になりにくい体の両方を得ることができるわけだ。

 さて、今回のハイキングコースだが、芦ヶ久保駅から299号線に沿って東に向かって30分歩くと登山口の姥神に出る。ここからスギに覆われた急坂を90分ほど登り大野峠を目指す。この峠から丸山までは40〜50分。芦ヶ久保駅から頂上まではおよそ3時間のコースだ。下山は、県民の森を北側に見ながら、あしがくぼ果樹公園村方面に向かい、クライマックスの忘年会場を目指す。

 さあ、芦ヶ久保駅を出発だ。白い息を吐きながら登山口の姥神に9時半到着。ここから高度を徐々に上げていくと、陽に当たり始める。空気がきりっと引き締まっていたが、徐々に緩んでくる。植林されたスギ林の中をひたすら登って行く。途中、大きなホオノキを発見した。見事な大木で、その近辺はホオノキの葉で埋め尽くされている。冬はクヌギ、コナラ、ホオノキといった落葉広葉樹林がいっせいに葉を落とすので、夏場には葉で遮られて見えなかった巨木や谷底が見えたりする。冬場ならではの発見がある。




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